コーヒー習慣が、糖尿病・フレイル・死亡リスクまで下げる?

― 健康研究が続々と示す“コーヒーのチカラ”とは ―

毎日のコーヒー時間が、私たちの健康に良い影響をもたらしているかもしれません。
最近、国内外で発表されている複数の研究からは、コーヒーを適度に飲む習慣が、糖尿病や心血管疾患、さらにはフレイル(加齢による心身の衰え)のリスクまで低下しているという結果が報告されています。毎日のようにコーヒーを飲んでいる私にとって、とってもうれしい情報です。

■ コーヒー習慣と死亡リスクの関係

アメリカの研究チームは、約4.6万人のデータを解析し、ブラックコーヒーや砂糖を控えたコーヒーを1日1杯以上飲む人は、死亡リスクが有意に低いという関連を見つけました。
1日2〜3杯の人では、より大きなリスク低下がみられたとのこと。コーヒー好きには少しうれしい結果ですよね。

■ コーヒーと糖尿病リスク

ヨーロッパの研究では、1日3〜4杯のコーヒーが2型糖尿病の発症リスクを下げる可能性が示されました。飲む量が1杯増えるごとに、糖尿病リスクがゆるやかに下がっていくという報告もあります。

さらに、日本の大規模研究(JPHC研究)でも同様の傾向が確認されています。
1〜2杯のコーヒー習慣がある人は、男女ともに糖尿病リスクが10%以上低下していたという結果です。

■ フレイル(心身の衰え)とも関係が?

オランダの調査では、コーヒーの摂取量が多い高齢者ほど、フレイルの状態になる可能性が低かったという報告がありました。
コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸など)が抗酸化作用を持ち、炎症や筋力低下を防ぐ働きをしている可能性がある、と研究者は考えています。

■ 飲みすぎは注意。目安は1日3〜4杯

とは言っても、やはり飲みすぎはダメなんですね。いずれの研究でも、「コーヒーは良さそうだが、飲みすぎはNG」という点は共通しています。
欧州食品安全機関(EFSA)は、1日のカフェイン摂取量は400mgまでを推奨。一般的なコーヒーなら3〜4杯程度が目安です。


コーヒーは“習慣”として楽しむのが大事

ここまでの研究を総合すると、

  • 毎日のコーヒーブレイクが健康に良い可能性がある
  • ブラック、もしくは砂糖控えめの飲み方がより望ましい
  • コーヒーはあくまで生活習慣の一部。食事や運動とも組み合わせると効果的

といったポイントが見えてきます。

そして、忙しい毎日の中でコーヒーを飲む時間は、ただのカフェイン補給ではなく、一息つくための大切なリズムでもあります。


コーヒーで“FIKA(フィーカ)”を

このブログでも何回か紹介していますが、

北欧では、コーヒーを片手に気持ちをゆるめる「FIKA」という習慣があります。
仕事の手を止め、甘いものを少し添えて、誰かと話したり、自分の時間を楽しんだりする――そんなシンプルなリセットの仕方です。

健康面でのメリットが期待できるうえに、心まで軽くなる。
コーヒーって、やっぱりただの飲み物ではないのかもしれません。

あなたも今日のどこかで、小さなFIKAの時間をつくってみませんか?
きっと、心と体の両方が喜ぶはずです。

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