メダカも冬じたく。暮らしの中で学んだ「見守る」ということ

夏のはじめ、ご近所さんから
メダカの卵がついた水草をいただきました。

水草をスチロール箱に浮かべて数日。
気がつくと、小さな小さなメダカが泳いでいて、
「生まれてる!」と家族みんなで大騒ぎ。

そこからは本当にあっという間でした。
毎日数が増え、最盛期には100匹以上に。
水槽代わりのスチロール箱も2箱に増え、
庭の一角は、ちょっとした“メダカコーナー”に。

最初は子どもたちも大はしゃぎで、
「今日ぼくがエサあげる!」
「数えてみよう!」
と、かいがいしく世話をしていたのですが……
やっぱり、だんだんと飽きてしまいますよね😅

気づけば、
エサやりも、水の様子を見るのも、
いつの間にか私の役目に。


上手にできない世話、それでも続く命

正直なところ、
毎日ていねいに管理できたわけではありません。

エサの量が多すぎた日もあれば、
忙しくて様子を見るだけの日もあって、
数は少しずつ増えたり減ったりを繰り返し、
秋になるころには15匹ほどに落ち着いていました。

「これくらいが、うちにはちょうどいいのかも」
そんなふうに思いながら、季節は冬へ。


寒くなったら、姿が見えない?

朝晩の冷え込みが厳しくなってきたある日、
ふとスチロール箱をのぞくと、
メダカの姿が見えない。

「え…?」
少し不安になって、水草をそっと動かしてみると、
いました。ちゃんと。

ただ、
夏のように泳ぎ回ることもなく、
水底でじっとして、動きもほとんどありません。
エサをあげても、食べる様子はほんのわずか。

「もしかして、メダカも冬眠?」
そう思って調べてみると、
メダカは冬眠はしないのだそう。

水温が下がると活動が落ち、
体力を使わないように静かに過ごす
**“越冬モード”**に入るだけ。


人も、メダカも、無理しない冬がある

そう聞いて、ふと思いました。

人間だって、寒い日は
「今日は動きたくないな」
「早く暖かい部屋に入りたいな」
そんな日、ありますよね。

メダカもきっと同じ。
元気がないわけじゃなくて、
今は動かないほうがいい季節なんだと思います。

無理にエサをあげないこと。
無理に触らないこと。
そっと、そばで見守ること。

それも、ちゃんとした“お世話”。


暮らしも家電も、「がんばりすぎない」がちょうどいい

寒い季節は、
エアコンや暖房に頼って、
部屋を暖かくして、体を休める。

家電の力を上手に借りながら、
無理をしない暮らしをつくることも、大切ですよね。

がんばりすぎない。
手をかけすぎない。
でも、ちゃんと見ている。

メダカの冬越しは、
そんな暮らしのヒントを教えてくれている気がします。


春になったら、また

この静かな冬を越えて、
春になったら、また水面を泳ぎ始めるはず。

「あ、生きてた!」
そんな小さな感動を、きっとまたくれるでしょう。

メダカも、人も、
季節に合わせてペースを変えながら。

この冬は、
そっと、あたたかく、見守る暮らしを続けていきたいと思います🌸

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