地震時に電気が危険なのは、停電が発生するだけでなく、地震で損傷した電気機器や配線が再通電時に火花を発生させ、通電火災を引き起こす可能性があるからです。また、ガス漏れが起こっている場合に再通電すると、火花で爆発の危険性もあります。
この度、駿東郡清水町のお客様宅で感震ブレーカー工事を行いました。
詳細:
- 1. 停電による危険:
- 地震によって電柱や電線が損傷したり、発電所が停止したりすると、停電が発生します。
- 停電が復旧する際に、損傷した電気機器や配線に再び電気が通ると、火花が発生し、火災につながる可能性があります。
- 2. 通電火災の危険:
- 地震で倒れた電気器具や、損傷した配線に再び電気が通ると、火花が発生し、可燃物に引火して火災が発生することがあります。
- 特に、電気ストーブや照明器具などが落下して可燃物と接触している場合に危険です。
- 3. ガス漏れの危険:
- 地震でガス管が破損し、ガスが漏れている場合、停電が復旧すると、ショートした火花で爆発が起こる可能性があります。
- 4. 感震ブレーカー:
- 地震の揺れを感知して自動的に電気を遮断する「感震ブレーカー」を設置することで、通電火災のリスクを軽減できます。
- 5. 地震後の注意点:
- 地震が起きたら、安全が確認できるまでブレーカーを落とし、電気器具のコンセントを抜くなど、電気の供給を遮断することが重要です。
- 停電が復旧した後も、電気器具や配線に異常がないか確認し、使用する前に感震ブレーカーを設置するなど、電気火災対策を講じましょう。
